本書は、この危険物乙4試験に合格するために、必要なものがひととおりそろっている参考書です。
試験に必要な知識を取り入れ、問題を解くことによって力にします。知識を習得するにあたって、本書では、実務に触れ合ったことがない学生でも理解できるよう個々の単語の説明を多く取り入れています。また、章末問題と模試では、試験に重要な箇所を多く出題しています。
模試は、実際の試験と同じ選択問題です。ただし、章末問題と(特に)模試問題を解けるだけになるのは、試験対策として万全とは言えません。問題と選択肢をしっかり理解して解答できるようになることで、実際の試験でも正しく解答できるようになります。
模試問題では、選択肢を1文ごとに根拠をもって、正解か誤答かを判断できるようになりましょう。
加えて、第1編の物理学と化学は、学生時代の知識がそのまま出てくるものがあります。
本書では、その知識をさらに理解できるような中身となっていると考えています。また、第2編で危険物の具体的な製品利用を記述しています。この製品利用自体は試験に出題されることはありません。しかし、危険物が色々なところで使用されており、現代の生活に欠かすことができないものだということがわかるように記述しました。