JEC-2200 変圧器

2014年制定

JEC-2200 変圧器

  • 発売日: 2015/06/18
  • 編者: 電気学会電気規格調査会
  • 判型: A4
  • 頁: 130
  • ISBN: 978-4-485-98978-4
  • 定価: 7,810円(税込)
  • 商品紹介
  • 目次
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JECは、電気学会の電気規格調査会によって制定される団体規格です。

ここの規格には一連の番号が付けられ、必要に応じて改訂が行われ技術進歩に合わせた内容になっています。

 

JEC-2200(1995)の改訂

第Ⅰ編 一般

 

1 適用範囲

 

2 用語の意味

2.1 一般

2.2 端子および中性点

2.3 巻線

2.4 定格

2.5 タップ

2.6 損失

2.7 短絡インピーダンスおよび電圧変動率

2.8 温度上昇

2.9 絶縁

2.10 ガス圧力

2.11 結線

2.12 試験の種類

2.13 耐電圧試験の種類

2.14 冷却に関する気象データ

2.15 騒音

2.16 裕度

 

3 使用状態

3.1 常規使用状態

3.2 特殊使用状態

 

4 定格

4.1 定格容量

4.2 負荷サイクル

4.3 定格力率

4.4 電圧および周波数の変化

 

5 一般構造

5.1 一般

5.2 機械的強度

5.3 他機器との取合いの種類

5.4 付属品類等

5.5 硫化腐食対策

 

6 裕度

 

7 試験

7.1 一般

7.2 巻線の抵抗測定

7.3 変圧比測定、極性試験および位相変位試験

7.4 短絡インピーダンスおよび負荷損測定

7.5 無負荷損および無負荷電流測定

7.6 無負荷電流の高調波成分測定

7.7 三相変圧器の零相インピーダンス測定

7.8 流動帯電試験

7.8 気密試験(ガス入変圧器)

7.9 負荷時タップ切換装置の動作試験

7.10 冷却扇、油ポンプまたはガスブロアの入力測定

7.11 制御・操作・補機回路の商用周波耐電圧試験

 

8 表示

8.1 端子記号およびベクトル図

8.2 タップを有する変圧器

8.3 銘板に記載すべき事項

 

9 電磁両立性(EMC)

 

第Ⅱ編 温度上昇

 

1 冷却方式の分類

 

2 温度上昇限度

2.1 変圧器耐熱クラスと許容最高温度

2.2  異なる耐熱クラスの絶縁材料の混用

2.3 温度上昇限度

2.4 特殊使用状態における温度上昇限度

2.5 指定負荷サイクルでの温度上昇

 

3 温度上昇試験

3.1 一般

3.2 基準冷媒温度の測定

3.3 温度上昇決定方法

3.4 油温の決定法

3.5 巻線温度の決定法

3.6 補正

3.7 乾式変圧器の温度上昇試験

3.8 温度上昇試験の省略

3.9 油中溶存ガス分析

 

第Ⅲ編 絶縁

 

1 絶縁強度

1.1 線路端子の絶縁強度

1.2 中性点端子の絶縁強度

1.3 標高による試験電圧の補正

 

2 耐電圧試験

2.1 耐電圧試験の適用

2.2 耐電圧試験の方法

2.3 耐電圧試験を繰り返し行う場合の試験電圧値

 

3 気中絶縁距離の決定

3.1 一般

3.2 ブッシング気中距離の決定

3.3 ブッシング近傍の絶縁距離の設定方法

 

第Ⅳ編 短絡強度

 

1 短絡強度

1.1 一般

1.2 短絡電流の決定

1.3 短絡電流波高値を求めるための係数

1.4 短絡電流による巻線の温度上昇

1.5 短絡強度の検証

 

2 短絡試験

2.1 一般

2.2 短絡試験前の条件

2.3 短絡試験時の結線

2.4 試験に関する要求事項

2.5 短絡試験法

2.6 故障検出と短絡試験結果の判定

 

第Ⅴ編 騒音レベルの決定

 

1 一般

 

2 騒音計

 

3 測定条件

3.1 試験場の周囲環境

3.2 変圧器の状態

 

4 騒音レベル測定

4.1 暗騒音の測定

4.2 変圧器の騒音レベル測定

4.3 暗騒音補正

 

5 騒音レベルの計算

5.1 騒音レベル

5.2 合成騒音

 

6 騒音レベルの表示

 

附属書

1. 負荷損の温度補正

2. 電源遮断直後の巻線抵抗の測定法と遮断瞬時の外挿法

3. 騒音測定における周囲条件(試験場の反響を考慮した補正方法)

4. 騒音測定面の有効面積の計算

5. 変圧器の照会ならびに注文の際必要な指定事項

 

参考

1. 標準定格電圧および標準タップ電圧

2. 二巻線変圧器の電圧変動率および三巻線変圧器の電圧変動率、負荷損、 短絡インピーダンスの計算

3. 三相変圧器の並列運転

4. 温度分布のモデルと過渡負荷時の確認試験

5. 油入変圧器の温度と寿命

6. 負荷率が低い変圧器の温度上昇限度について

7. 耐熱紙を適用した場合の温度上昇限度について

8. 短時間交流耐電圧試験に関する説明

9. 長時間交流耐電圧試験の試験回路について

10. 周波数分析による暗騒音補正

11. 音響パワーレベルの計算

12. 音響インテンシティ法

 

解説

1. 用語の意味および定格に関する説明

2. タップを有する変圧器に関する説明

3. 誘導試験および長時間交流耐電圧試験で検証する部位

4. 標準定格容量に関する説明

5. 送油式(OF)変圧器の油温に関する説明

6. 三次巻線線路端子の試験電圧値についての説明

7. 雷インパルス耐電圧試験の低減試験電圧値適用における留意事項

8. 長時間交流耐電圧試験時間の決定根拠

9. 長時間交流耐電圧試験の判定基準

10. 雷インパルス耐電圧特性へ影響を与える諸因子

11. 耐電圧試験を繰り返し行う場合の試験電圧値

12. 長時間交流耐電圧試験を繰り返し行う場合の試験電圧値

13. 気中絶縁距離の決定について

14. 短絡時間の終わりにおける巻線の最高温度