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月刊 電気計算 2025年7月号
[特集]雷保護・雷対策
日本では、平均して年に100万回もの雷が発生し、年間の雷被害総額は1000億円から2000億円と推定されている。
落雷による被害は多岐にわたり、停電や火災をはじめ、社会インフラや企業活動などさまざまな分野に影響をもたらす。地球温暖化の影響で近年多発するゲリラ雷雨によって、より身近な災害となった落雷による雷サージへの対策が重要視されている。
今号では、工場の雷対策、障害波遮断変圧器を用いた雷対策、新型落雷位置、標定システムについて解説する。
1,760円(税込)
資格書
大地を帰路とする1本の電線の電流分布よりカーソンの式により大地帰路の自己および相互インピーダンスの計算法を解説,雷撃により流れる架空地線電流の一般式を電流分布より求め架空地線の等価回路を示しています。
零相インピーダンスを電線配置より計算する方法を1回線送電線について架空地線のある場合とない場合に分けて指導し、平行2回線送電線について2種類の零相電流の流れ方を図により示し、第1回路と第2回路の意味を説明し、とくに短距離送電線では零相循環電流の計算法を解説しています。
1 大地帰路のインピーダンス
大地帰路電流の分布
大地帰路の自己インピーダンス
大地帰路の相互インピーダンス
2 架空地線の電流分布
鉄塔の接地抵抗
架空地線電流の一般式
架空地線の等価回路
3 1回線送電線の零相インピーダンス
架空地線のない場合
架空地線のある場合
4 平行2回線送電線の零相インピーダンス
平行2回線の零相電流
零相1回線インピーダンス
零相2回線インピーダンス
平行2回線の零相等価回路
5 ねん架のない送電線の不平衡電流
長距離送電線の不平衡電流
短距離送電線の不平高電流(零相循環電流)
6 地中送電線の零相インピーダンス
シース帰路電流を無視できる場合
シース帰路電流を無視できない場合
付録1
付録2
大地帰路インピーダンス
付録3
架空地線の電流分布