本書は、今日の日本の情報化時代を明治時代に既に予測していた人物、日本の電気工学の先駆者、志田林三郎の生涯を丁寧に記述した歴史書である。
佐賀・多久での生い立ちから東京・工部大学校の卒業までの第一部と卒業後の英国グラスゴー大学留学、帰国後の官界学界での活躍、36才での早逝までの第二部から構成される。彼が設立した電気学会の最初の総会での驚嘆すべき演説内容が125年前になぜできたのか、その発想は今日に生かせるのか、本書は彼の生涯からその謎を探る試みである。
※本書は電気学会様で発行されていた第1刷と同一です。