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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2024年6月号
[特集]未利用エネルギーの有効活用
2050年カーボンニュートラルに向けて、わが国では産業の構造転換、省エネ実施、再生可能エネルギー利用などの加速が求められている。それらに加え、これまで利用されていなかったエネルギー(=未利用エネルギー)に着目し、活用していくことで脱炭素の実現を近づけるとされている。
今回は、ガス排熱の利活用、熱エネルギーの貯蔵・供給、雪氷冷熱エネルギーについて着目し、それぞれのシステムや事例などについて解説する。
[綴じ込み付録]
令和6年度 エネルギー管理士試験 受験の手引き・願書
1,760円(税込)
資格書
火力発電所の制御・保護は計算機の利用により急速に進歩し、始動・停止から日常運転、故障時の操作まで自動化が進んでいます。
よく理解するには、プラントを構成するボイラ、タービン、発電機、所内回路などの主機器と制御や保護の目的を知ることが重要で、設備個々の制御・保護の基本からプラント全体の中央制御および全自動化までを説明しています。
1 火力発電所の保護方式
発電機とタービンの関係
タービンとボイラの関係
トリップインタロックの基本的な考え方
トリップインタロック例
2 ボイラの保護方式
給水・ボイラ水系統
燃料および空気・ガス系統
蒸気系統
3 タービンの保護方式
4 発電機・変圧器の保護方式
発電機の保護方式
主変圧器の保護方式
衝撃電圧に対する保護装置
5 所内補機回路の保護方式
6 中央制御方式
中央制御の目的
中央制御の得失
中央制御の条件
中央制御方式採用について考慮すべき点
中央制御室の変遷
7 火力発電所の制御・自動化
制御・自動化の進歩
プラント制御
自動化システムの構成と機能
中央監視制御盤の構成と機能
計算機制御導入による利点
運転支援システム
演習問題