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理工学書/専門書
月刊 電気計算 2024年6月号
[特集]未利用エネルギーの有効活用
2050年カーボンニュートラルに向けて、わが国では産業の構造転換、省エネ実施、再生可能エネルギー利用などの加速が求められている。それらに加え、これまで利用されていなかったエネルギー(=未利用エネルギー)に着目し、活用していくことで脱炭素の実現を近づけるとされている。
今回は、ガス排熱の利活用、熱エネルギーの貯蔵・供給、雪氷冷熱エネルギーについて着目し、それぞれのシステムや事例などについて解説する。
[綴じ込み付録]
令和6年度 エネルギー管理士試験 受験の手引き・願書
1,760円(税込)
資格書
交流導体には交番電流が流れるため、その電流による生じる磁界との相互作用により導体内にいろいろな現象が発生します。
これらは表皮効果や近接効果、撚合効果などで、鉄心の磁気飽和やヒステリシスなどによっても回路計算では求められない損失が発生し、温度上昇により定格容量が減少します。
このような現象を物理的によく理解できるように具体例を示して解説しています。
1 ヒステリシス損
ヒステリシス・ループ
強磁性体内に磁界を作るに要するエネルギー
ヒステリシス・ループ面積とヒステリシス損
2 磁気余効
3 誘電体損
誘電体損
不完全なコンデンサの等価回路
複素誘電率
4 交番磁界による渦電流損
渦電流損の一般式
磁束が正弦変化する場合の公式
磁束正弦変化の場合の渦電流損の求め方(別法)
渦電流損は波形率に無関係である
5 表皮効果
電流の表皮効果
磁気表皮作用
6 近接効果および撚合効果
近接効果
撚合効果
高周波実効抵抗
その他の効果